愛犬には絶対に長生きしてほしい!その秘訣とは!?
可愛いわんちゃんがいる飼い主さんなら誰しも思うこと。
それは《ずっと健康で長生きしてほしい》
我が家でも長く犬を飼ってきましたが、病気で亡くなった子、老衰で亡くなった子のどちらかでした。
だけど周りには18歳だったけど朝までは普通でご飯も食べていたのに急に・・・
という飼い主さんもいて、突然はとっても寂しいけれど18歳のわんちゃんも、その飼い主さんや家族にも、きっとそれが1番幸せかも、と思ったものです。
病気や老衰の看病や介護って、それはそれは大変ですからね。わんちゃんも飼い主さんも。
そこで愛犬がいつまでも健康で長生きしてくれる秘訣を私も知りたいので調べてみました。
まず大前提として犬も人も「これを食べれば」「これをすれば」といった長生きへの近道はありません。
日常の「小さな体に良いこと」の積み重ねが長生きにつながります。
それは愛犬が病気になったりシニア犬になったりした時に「もっと長生きしてもらうためにはどうしたらいいんだろう?」と考え始めるのでは遅いということです。
私も愛犬が腎臓病だとわかってから色々調べたりしましたが、特に腎臓は気付いた時にはかなり進行しているという臓器なので間に合うはずありません。
そうすると調べていく内に色々わかってきて、後悔するんですね。
「ああしておけば・・・」「こうしていれば・・・」と。
では、その「小さな体に良いこと」とはどんなことなのでしょうか?
注目していただきたいのは「食事」「環境」「運動」についてです。
■犬が長生きするための食事
人間にとっても犬にとっても、食事は体作りの基礎です。
良い食事をしていれば寿命が延びますし、良くない食事をしていれば長生きはできないでしょう。
近年、犬の寿命が延びていることは、ドッグフードの歴史と無関係ではありません。
☆「人間のごはん=犬のごはん」だった時代
ドッグフードの誕生は1860年頃。
ロンドン在住のアメリカ人が犬用ビスケットを作ったのが最初と言われています。
1922年に馬肉の缶詰が発売され、現在のドライフードは1957年に誕生しました。
今でこそ一般的なドライフード「カリカリ」は、犬と人の歴史を考えれば、とても歴史の浅いごはんです。
そのカリカリが普及する以前は人間の食べた残飯がごはんでした。
味噌汁にご飯をいれたものとかでしょうか。
現在のように犬の家族化、犬の栄養学が進んだからこそそれは「良くないこと」と思えますが、昔はそれが当たり前でした。
ですが残念なことに犬の平均寿命が今の半分以下だった理由とごはんの質は無関係とは言えないでしょう。
☆犬の寿命を延ばした「ドッグフード」
残飯は犬にとって栄養が偏っていただけでなく、玉ねぎなど犬が食べてはいけない食材などが含まれていたでことでしょう。
しかし、その状況が犬の栄養を考えて作られたドッグフードの登場によって大きく変わりました。
お手頃な価格で買えて、袋から出して与えるだけで済むカリカリは飼い主さんにとって革命的でしょうし、犬もそれまでより健康に生きられるようになり、平均寿命は飛躍的に延びました。
なんと40年前は犬の平均寿命は3歳前後でしたが、今や15歳に届くほどです。
メーカーも研究を続けて質は高くなり、最近は「プレミアム」や「ヒューマングレード」をうたった商品も増えました。
一方で、ふと「なぜカリカリを食べさせているんだろう?」と考える飼い主さんも増えているんだそうです。
☆長生きの秘訣は「手作り食」
ベルギーのジェラルド・リッパー獣医師ら研究チームが「長生きする犬とそうでない犬の違い」について調査したところ、食事が関係していることが明らかになりました。
市販のカリカリを食べている犬より、手作りごはんを食べている犬の方が3年近く長生きしていたのです。
研究チームは手作りの方が食材が新鮮で栄養の吸収率が高いこと、市販フードは高温加熱や成型の際に栄養が失われる・余計な添加物が入っていることが原因ではないかと考察しています。
人間が食べても美味しい国産手作りドッグフードを販売しているPETOKOTO FOODS さんでは毎日の食事を手作りにすることはオススメしないんだそうです。
なぜなら犬の栄養は人と違いますので、しっかり勉強して知識がある人でないと、逆に不健康な食事を食べさせることになってしまうからだそう。
☆長生きにつながる野菜・果物などオススメ食材
●野菜・・・トマト、ブロッコリー、キャベツ、大根
●果物・・・りんご、みかん、柿
●その他・・・鮭、ゴマ
野菜ではトマトに「リコピン」、ブロッコリーに「スルフォラファン」という成分が含まれ、どちらも抗酸化作用が期待できます。
キャベツと大根には「イソチオシアネート」という成分が含まれ、ガンの予防効果が期待されています。
果物ではリンゴの皮に「アントシアニン」、みかんに「クリプトキサンチン」、柿に「βカロテン(ビタミンA)」が多く含まれ、抗酸化作用が期待できます。
その他、鮭に「アスタキサンチン」、ゴマに「ゴマリグナン」が多く含まれ、抗酸化作用が期待できます。
特にゴマは紫外線により皮膚の損傷を抑える効果も期待されています。
ですが、いくら健康に良い食材と言っても、与えすぎは肥満の原因になって逆効果です。
日本犬は昔から人間の残飯を食べてきたおかげ(?)で野菜なども比較的大丈夫ですが洋犬はそもそも肉食です。
野菜や果物の消化が良くないので肥満の原因にもなりますし、結石ができやすい成分も含まれていることがあるので特にシュナウザーなど結石ができやすい犬種は野菜・果物はゼロでもいいとしている人もいます。
カリカリを普段あげている場合、そもそもカリカリの中に野菜や果物も含まれているので別であげる必要はないかもしれません。
手作り食の場合はバランス良く食材のいい所を摂取させたいのできちんと計算してあげる必要があります。
トッピングやおやつで野菜や果物をあげる場合は1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。
■犬が長生きするための環境
普段の生活の中でも重要な「部屋」「病気」「ストレス」について。
☆「室内飼い」から一歩前へ
ちょっと前まで「犬は庭の犬小屋にいるのが当たり前」でしたが、今は「室内飼い」が当たり前です。
犬の家族化が進んだ結果と言えますが、犬の健康を考えれば必然とも言えます。
家の外は気温や天候の変化が激しいですし、事故や感染症のリスクもあります。
具合が悪くても気付くのに時間がかかってしまいます。
そうなると家の中にいればより安全に過ごすことができますが、家の中にいればそれでいいという訳ではありません。
誤飲事故や夏は熱中症にも気を付けなければなりません。
☆病気にならなくても動物病院へ
病気になったら病院へ行くのは当たり前ですが、大事なのは悪化する前に病院へ行くことです。
健康診断はもちろん、いつもと違う様子でも過信せず診てもらうことで、問題を早期に発見することができます。
研究では不妊去勢手術の有無で寿命に2年近く(21か月)の差が出ることがわかったそうです。
適切な時期に手術を行うことで「乳腺腫瘍」「子宮蓄膿症」「睾丸の腫瘍」「前立腺のトラブル」「会陰ヘルニア」といった病気のリスクを減らすことができます。
☆愛情も過ぎれば「ストレス」に
研究では飼い主さんの接し方についても言及されていて、独身男性が愛犬に友人のような接し方をするのに対して、独身女性は自分の子供のように捉え、過度な愛情を注ぐ傾向があるとされています。
これは病気の早期発見につながる良い面がありつつ、犬にとってストレスになってしまう可能性があります。
「分離不安」は犬の問題だけでなく、飼い主さんの問題でもあります。
愛犬とは適度な距離感で接することができるようにしたいです。
■犬が長生きするための「運動」
健康でいるためには「よく食べ」「よく寝て」「よく遊ぶ」ことが大切です。
☆「外に出ること」も散歩の目的
犬の運動と言えば「散歩」が思い浮かぶと思いますが、毎日できていますか?
ペットショップで「室内運動だけで大丈夫」と説明されることもありますが、散歩がいらない犬はいません。
散歩は運動になるだけでなく、ニオイを嗅ぐことでさまざまな刺激にもなっています。
外には家の中ではない発見があり、それが犬のストレス解消になっているのです。
☆肥満は寿命を縮める
運動はストレス解消になるだけでなく、肥満予防にもなります。
ある研究によると肥満の犬と正常な犬で寿命に2年近い差が出たそうです。
肥満は免疫力を下げて様々な病気につながりますし、関節の負担にもつながります。
☆健康だから運動できる
運動は健康のためにするものと考えがちですが、それは若くて元気な時の話。
病気になってから、年を取ってからでは運動はできなくなってしまいます。
動けないことが病気を進行させる悪循環につながってしまうことも。
運動は健康だからでき、運動をするから健康でいられるんです。
日常生活が制限されることなく送れる「健康寿命」を延ばすために、若い時から適度な運動ができるようにしてあげてください。
■愛犬が長生きする秘訣は愛情から
ギネスブックによると世界最長寿の犬はオーストラリアの「ブルーイー」で、その寿命は29歳5か月!!
愛犬にいつまでも元気でいてもらうためにも「食事」「環境」「運動」を見直して、より良い生活が送れるようにしてあげたいですね!!
気追わず、小さなことを長く続けるのが大切ですね。
☆☆新鮮な食材を使った無添加のPETOKOTOオリジナルのドッグフード【PETOKOTO FOODS 】は解凍するだけで手作りと同じ新鮮なごはんを食べさせてあげることができます☆☆